端午の節句には、柏餅や粽などを、五月人形に手向けるようになり、今日もその風習は続いています。この粽の菓子は京都では水仙粽があります。地方によって違いがありますが、外郎粽(ういろうちまき)という粉仕上げが多くみられます。形は、笹で包み、刀のように細長く形づくりいぐさで巻く。古くは茅萱(ちがや)の葉で包んだともいわれます。この粽は古来からつくられており、そのことは「延喜式(えんぎしき)」(九二七)に記載されていることからも判明しています。