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和菓子の歳時記
端午の節句〜粽の起源〜
皐月   お茶を愉しむ和菓子の歳時記

端午の節句― 粽の起源 −

風薫る5月


風が薫り、山は碧となり清新颯爽の季節。初句には立春から八十八日目の八十八夜、稲や穀物の蒔きの時です。茶摘みも始まり、八十八夜のお茶は不老長寿の薬ともいわれました。


端午の節句


五節句の一つでもある「端午の節句」は「男子の節句」、後に「子供の日」として祝日となっています。起源は「端午」とは五月のはじめ(端)の午の日のことで、中国では古来五月を忌み払いの月とし、邪気を祓ったといわれます。
わが国でも奈良朝時代から邪気を祓う菖蒲の節句となり、鎌倉、室町時代、幕府もこの日を重視し、江戸時代へとこの行事は受け継がれました。
平安朝では、菖蒲と蓬に五色の糸をつなぎ室内に飾ることや、菖蒲と蓬を家の軒に置いて疫病を除くなど故事に基づいて行い、また菖蒲を湯に入れて入浴する菖蒲湯の習慣など民間で行なわれました。


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